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模型飛行機制作や実機について、疑問、悩み、ひらめき、完成時の感動などを記録します。
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閃電6 今日は1か月近く振りの休み。C.C.C.正月飛行会には間に合わないと諦めつつも閃電を一日作っていました。ブームの中にリンケージを隠すため、現物合わせで知恵を絞りながら。
 尾翼は強度を持たせるため、カーボンをサンドイッチにした組立式。40クラスサイズで作ってるんですが、尾翼の面積は15クラス以下・・・これじゃあ安定して飛ぶわけないと思いつつも、実機の縮尺だから仕方ないと決め込んで。でも待てよ、この飛行機、風洞実験とモックアップしか作られていなかったんだから、テスト飛行で「旋回性能ハ良好ナルモ、安定性甚ダ悪シ」なんて結果だったかも!
 胴体は3次元局面なので絹張り塗装するつもりでしたが、重量的な問題と手軽さでフィルム張りにしました。塗装のプロでもある師匠に叱られそうです。
 フィルムを貼っているときにアイロンが高温にならなくなり、どうもサーモが壊れたようです。確か大学生のときにシャツのアイロンがけにも使えると大阪ミナミのデンデンタウンで買った「裁縫用」のアイロンですが、もうかれこれ20数年使っていましたから、よく頑張ってもらったと思います。急遽、模型屋へひとっ走り、今度はパイロットの模型専用のアイロンになりました。
 ・・・やっぱり尾翼小さいなぁ。一晩考え、雰囲気が壊れない程度に大きく作り直そうかなぁ。

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senden5 昨日の飛行会で「閃電はどうなってんのぉ。ブログも更新されてないし・・・」と言われる始末。仕事が「月月火水木金金」パターンで、飛行機作りどころか、日曜の飛行会にもなかなか参加できない今日この頃。
 それでも連日コツコツと製作を進め、今日は全体の様子がほぼイメージできる段階に。40クラスとは言え、強度も無視できないながらも軽量化に努め・・・って、今どのくらいの重量か計ってない!
 ・・・なことより、今日はつくづく「ゲテモノ」のサガを思い知った。かつて九三中練(赤とんぼ)を作った時には、「何で主翼を2枚も作らにゃあかんのだろう」と、思いつつ必死に作った。九六陸攻を作ったときには、「何でエンジンマウントもタンクも2つセットで作らにゃあかんのだろう」とエンジンナセルを2基作り、そして、今回は胴体(ブーム)を2本作りながら、スタント機なら、もっと楽につくれるのに・・・と、ほんのチョットだけ思った。
 スタント機ならジュラかカーボンのギアに軽量のタイヤを付けるだけ。閃電では重くなるのを覚悟の上で、スプリング内蔵のオレオ脚(まだ未完成)にし、主翼もシンプルなら簡単に作れるのに、上半角は譲れないし。
 なんて、ブツブツ言いながら、こんな飛行機を図面もなしで現物合わせで頭をひねって作ってるときが一番楽しい!ましてやモックアップだけで終戦を迎えた飛行機を再現して飛ばすことのできる楽しみ。
 何はともあれ、こんなゲテモノ飛行機を作ろうと思ったのはEPだからこそ。E研やTEMPESTさん、そのほか電動の先駆者の皆さん、ありがとう!
 次は震電か?

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seden4 いつものように手当たり次第にフカフカの超軽いバルサを(もちろん瞬間接着剤で)貼りました。エアダクト部分はまだ完成状態ではありませんが、2mm弱の隙間をあけ、カーボンを張った上にプランクしました。
 仕事が繁忙期を迎えたのと、風邪で寝込んでいたため、上面半分作るのに2週間もかかってしまいました。こんなことでは2009新年飛行会に間に合わなくなりそう!

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senden3 胴体は完全な丸胴。製作方法は経験に基づき、上下分割の甲板張りとしました。よくもまあ、これだけのものを図面もなしで現物合わせで作るなぁ・・・って、我ながら感心します。
 ノーズコーンはどこかで手に入れたアルミの搾り出しのパーツを使い、ノーズウェイトが可変となるようビス止めすることにしました。
 悩んだのはエアダクト。プッシャータイプで、実機は胴体内部(ミッドシップ?)にあるエンジン冷却用に前後にエアダクトがあります。これはパネルラインでは味気ないし、どのみちモーターバッテリー等の冷却用に実用性のある形とする予定です。

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seden2大日本帝国海軍発表 次期局地防空戦闘機(乙戦)試作指示
一、四〇クラスEP機トシ、F2Bガ可能ナ性能ヲ有スルコト。
二、外観ハ拘リヲ持チ、実機ニ忠実デアルコト。(上半角ハ必須)。
三、試作機デアリ、リードアウト、翼端重量ハ可変、操縦系統ハ容易ニ修正可能デアルコト。

 9月23日現在、主翼は前面、中央プランクが終了。上半角を付け、ベルクランクを主翼の上面ギリギリにセットし、リードアウトワイヤが水平になるようにしました。
 問題の太い丸胴は、九六陸攻で実績のある上下分割方式とし、定番の上で固定しながらプランクすることにしました。胴枠はもちろん機首から「甲」「乙」「丙」「丁」「戊」「己」「庚」・・・と印付け。胴体前後にある空気取入口の処理を頭の中で考えながら、いよいよ胴体の製作に。本当はプロフィール機として作りたかったところ、師匠(JPS氏)から、ダメ出し。セミスケール機はやっぱり丸胴でないとね。
 ノーズギアのすぐ後ろにリポバッテリーのスペースを確保し、アンプ、モーターの冷却も考え・・・で、結局、いつもの現物合わせで適当に作ります。
 実機はモックアップのみで試作が中止されたため、詳細な資料もなく・・・でもその分、コックピットもいい加減に作ればいいかぁ。

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