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模型飛行機制作や実機について、疑問、悩み、ひらめき、完成時の感動などを記録します。
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emily08 二式飛行艇が正式採用される前(十三試大型飛行艇)、過荷重で離水試験を行ったところ、艇側から高く飛沫が飛び出してプロペラに当り、発動機の回転が落ち、ひどいときにはプロペラの先端が曲がることもあった。川西では模型実験により、波を単に押さえるのではなく、一度飛沫をわざと出し、まだ天井があればエネルギーが減少されるだろうという逆転の発想で、艇底に波押さえ板を取り付けた。この形がまさに「かつおぶし」に似ていることから、「かつおぶし」と呼ばれていた。
 ・・・能書きはこれくらいにして、やっぱり「かつおぶし」を付けなきゃ二式大艇じゃないので、ベニアを艇底に現物合わせで付けてみた。考えてみれば離陸(地面を滑らす)にはまったく関係ないし、飛んでからも有害抵抗以外なにものでもない。でも、こういう所にこだわるほど、飛行機作りは一層楽しくなる。私の考え方が普通じゃないのかしらん?

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emily07 TONYさん宅で、九六陸攻のキャノピースペアを作ることになり、ついでだからと、エミリーのクリアパーツ(キャノピー、前方銃座、後方銃座)を作りました。いつもどおりのバルサのいい加減な型と、加工の楽な0.5mm塩ビシートを使って、騒ぎながらすべて完成。TONYさんもキャノピー型押しの初体験で、「こんなに簡単なんだぁ」との感想でした。
 家に帰り、キャノピーと銃座を付けてみると、ますます雰囲気が出てきます。ちなみに今回は、二式輸送飛行艇にするため、側方銃座や円形銃座の必要がなく、これだけでも手抜きができました。

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 昨日、激痛に耐えかねて硬膜外神経ブロックの処置をして、今日は安静に・・・安静にたっぷりある時間に普段できないことをしようと、増えてきたリポの健康診断というか「電池ドック」を試みました。保管状態には気を配っていたつもりですが、電圧バランスはもちろんのこと、ケーブル・コネクターなどの目診も行いました(聴診器はあててないよ)。
 診断結果で、ややメタボが1つ(確か何かのトラブルでほんの少しだけ膨らんでる・3S 1700mA)、精密検査が必要なものが1つ(生きてはいるがバランス充電さえ拒否する・某社 4S 2450mA)ありました。
 その昔、人間ドックではなくて、間違えて「人間ドッグ」と言ってる人をよく見かけました。人間犬?そんなときはいつもハリーポッターの「アズカバンの囚人の死神犬グリム」か、「都市伝説の人面犬」を連想していました。
 歳とともに正常な状態、健康体でいることの難しさを痛感する今日この頃。それでも工作室でBGMに軍歌をかけると、アドレナリン放出、パワー全開!になるから不思議です。さあ頑張って飛行機作ろうっと。

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emily06 今日は澤部さん宅にお邪魔しました。そのとき、「成瀬さんに渡すものがある」と言って、澤部さんが奥の方から持ってきたものがこれ。
 横浜の海の科学館から、九州の鹿屋基地資料館に移された二式大艇(T-31と呼ばれている川西26号機)のプラグなんです。終戦時に横浜で米軍に引き渡した二式大艇が、昭和54年に笹川船舶振興会長の資金援助もあり、35年ぶりに里帰りすることになり、当時、澤部さんが勤めていた会社にエンジンが運び込まれました。その時、現行品でも規格は一緒なので、澤部さんがこっそり?差し替えたシロモノ。
 「米軍に引き渡したから、アメリカ製のものだと思うよ」との澤部さんの弁。しかし、プラグを良く見ると、「AIA」という文字と「イ 11」という刻印が・・・。アメリカのプラグに片仮名は使わないだろうから、本体部分は間違いなく当時もの。「なんでも鑑定団」に出したいくらいのものです。
 それにしてもプラグといえば、ENYA、OS・・・じゃなくて、せいぜい車のプラグしかイメージできません。あの電極とはまったく異なり、3方向からスパークするような形になっています。
 また、製欲(=製作意欲)のスイッチが入りました。

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emily05 毎夜、こつこつと形になりつつあります。昨日と今日は「艇底」処理。本来なら胴体下面プランクと言いたいところ、やっぱり船なんだと思い知らされます。で、あえて「艇底編」。
 船底の前半の逆Rの部分は、ブロックから削りだそうかとも思いましたが、3mmバルサを曲げ、瞬間接着剤で力技とも思える強引な接着。それでもなんだか船大工になったような気がしてきます。
 この胴体の容積、排水量を考えると2Kg程度なら、本当に水にも浮くんじゃないかと思えます。
 枕元には二式大艇の「丸メカニック」と「世界の傑作機」。夜な夜な数少ない戦隊のうち、どの仕様(塗装)にしようか考えています。

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